VPN製品


Global StandardとなったIPsecは各社暗号化製品に殆ど対応していた。
VPN製品の新機能というのはこれといって見当たらず、強いて言えばIPsecと連動したL2TPをサポートする製品があった。
全体的に感じたのは、FireWall&VPNをBaseの機能としてこれに様々なSecurity機能を追加したAll in One的な提供をアピールしていたことである。
例えば、Rapid-Stream社の提供するRapidStream 2000-8000ではTrafific Shaping / Qos や Web および VPN の Load Balance 機能の他、Hot Stand-by での High Availability といったユーザの求めそうな機能を殆どサポートしているといった感じである。

機能が充実してくるとEnd Userとしてはやはりコストやレスポンスおよび管理操作への要求が高くなってくるが、Rapid Stream 社では High-End クラスでの Fire Wall および VPN-3DES の throughput がそれぞれ 600Mbps、360Mbps に上ることを強調された。
また、コスト的にはModel 2000 : $5,000、Model 6000 : $15,000、Model 8000 : $40,000となっている。


Roy, Jan. 16, 2003